Filter屋のロードスター



H20.04.29
ブレーキマスターシリンダーのOH
<交換編>




さぁ〜て、ここからが作業の本番って感じですね。
 マスターシリンダーの脱着です。



 きっとフルードは下に垂れるでしょうから、
 ビニール袋を開いて敷きました。

 ブレーキフルードは、塗装面についても
 水で流せば大丈夫。
 そんなにスグには塗装を侵しません。
 放置するとジワジワ逝っちゃうんですよね。

 ま、今回のビニールは念のためってことで。
 マスターシリンダーを外す前にひと作業。

 これ、フロント右のキャリパーです。
 この状態でブレーキベダルを数回踏んで
 ピストンを出しておきます。
 こんなもんかな〜ってとこで、
 ディスクブレーキセパレーターで仮固定。 
 その状態で次は左。
 こちらもピストンを出しておきます。

 あ、言っておきますが、聞きかじりの素人整備です。
 皆がこうやってる訳じゃなく、こうした方がいいのかな、
 という私個人の思い込みでやっています。
 (プロが見らた笑われちゃうのかも)
 液面がMINになるまでやりました。

 何してるのかって?
 エア抜きを楽にする準備です。
 マスターシリンダー交換後、キャリパピストンを押し込めば
 ブレーキラインを逆流してエアが抜けるとどこかで読んだ
 記憶があるからです。
 (果たして上手くいくのかなぁ〜?)
 で、準備したのはブリーダーキャップと注射器。
 カップに残ったフルードを、注射器で吸い取ります。
 外す時に溢さないようにするためです。

 よっしゃ、準備整った。
 ブレーキライン、外して行きましょう!
 まずは例の磨いたパーツ(パイプジョイント)部分、
 フロント右へのラインです。
 狭いですからフレアナットレンチは使いにくいです。
 クローフットレンチがあれば取り回しが楽ですね。

 外したトコにブリーダキャップをぷっちん。
 左 : フレアナットレンチ
 右 : クローフットレンチ&ラチェットハンドル


 狭い部分のフレアナットには、
 クローフットが有効って、
 これ見れば分かりますよね〜。
 次はこっちね。

 解説:どちらのラインもPBVに繋がっていますが、
     画像手前がフロント左へ、奥がリアのキャリ
     パーに繋がります。

 で、どちらも外して、ぷっちん、ぷっちん。
 奥の黄色いナット、12mmです。
 PBVブラケットと共締めになっています。

 これを外せばマスターシリンダーが外れます。
 取り外し、完了!
 で、マスターバック、げろげろ〜ん。

 フルードに侵され、浮いた塗料を爪でカリカリ。
 剥がせる部分は全て剥がしました。
 このまま放置は出来ません。
 サビの進行防止にシールコートでコーティング。
 タオルとビニールで簡易マスキングしたヤッツケ塗り。

 はぁ〜、痛々しい。
 すまん、出来るだけ早く、綺麗にしてあげるから
 それまでしばらく我慢してくれよ〜。

 あたふたしてたらブリーダキャップ、どっかに飛んでった。
 付けなくても良いってことね。
 (吹き出してくる訳じゃない)
 OH済みのマスターシリンダーを装着。
 で、各ラインを再装着。

 ねー、特にココなんかフレアナットレンチじゃ
 周辺に当たって回せませんから。
 取り付け完了!
 もちろんタンクもお掃除済みですよ。

 あら、右に見えるエアコンガスのライン、
 少し曇ってきてますね〜。
 で、きっちり磨きました。

 んなことしてるから作業が進まんのか・・・。
 んじゃ逆流式エア抜き。
 フロントキャリパのピストンをゆっくり押し込んで行きます。

 まずは右。
 そして左。
 ん〜、見事フルードが逆流。
 ポコポコしながらタンク内に満ちてきます。

 うっしゃ、フロント側エア抜き完了! ・・・?

 この後、カップにフルードを入れ、
 リア側のエア抜きを準備します。
 リアは逆流式が使えませんから、
 手探りでブリーダキャップにワンマンブリーダを接続。


 (この時点で、逆流式が使えないと思い込んでおりましたが、
 実際のところはどうなんでしょう?
 フロントと同様の手法で、リアも逆流式が使えるかもしれません。
 あ、そうだね、近いうちにまたこの作業行いますから、その時
 試してみましょうか。)

 
 以上、独り言です。



さて、リアのエア抜き です。


実はに 烏龍茶HIDEさん へ電話をしてました。
「OHって、インナーパーツ交換して取り付けるだけでしょ?」
「まーそーやけど、前やった時、何故かエア抜き出来へんかったんですわ」
「はぁ、で、最終的にどうやったんですか?」
「キャリパー側から吸って、エア抜きしたん」
「へぇ〜」

運転席に乗り込んで、ブレーキペダルを踏みます。
すっこん、すっこん、すっこん・・・、
すこ、すこ、すこ、すこすこすこすこ・・・・。
ダメです、抵抗無く、フルードのレベルも下がりません。
(ラインに入って行かない)
「このことかぁ〜」


もう夕方です、再び電話します。
「そやから言うてますやん」
「吸うってどうやるんですか? そんな工具もってはりますん?」

「何言うてんの、口で吸うんやんか」
「え゙っ!! クチで!?」


「それがサバイバルメカニックや!」

笑っちゃうけど確かにそう。
シンプル、確実、ローコスト。

「吸うだけやったらあかんで、ペダル踏みながらやないと、助手がいるよ」
「あの〜、誰もいないんですけど」
「よっしゃ、もーチョイしてから行きますわ」



で考える、私、ワンマンブリーダー持ってます。
運転席に座りながら、右リアキャリパー、ホースで届きます。
恐る恐る、ちゅーちゅー吸いながらブレーキペダルをガッコンガッコン、全然ダメ。

そこに下流式S/Cを、みゅんみゅん言わせながらHIDEさん登場。
HIDEさんは運転席に座り、私ちゅーちゅー。

ガンガンガン、HIDEさんがペダルを踏みます。

そっか、早く踏むのか〜、などと思いつつちゅーちゅー。

おぉっ! 出た! 来た!
フルードがシリコンホース内をこっちに向かって走ってきます。
私の口は、みるみるフルードで満たされて行きます。

うへっ、苦ぁっ!

「来ました、大丈夫です、もういいです」
そう言いたいけど私の口はフルードで・・・。

「おーへー、くましたー」
フルードをこぼさぬよう、斜め上、空を仰ぎつつ何とか声を出しました。

何度も うがいしてから、エア抜きを終え、漏れチェックも完了。
国際救助隊は、さわやかに去って行きました。


烏龍茶HIDEさん、いつもすみません、いやマジで。
今回もお世話になりました。


後から考えればあのホース、ワンウェイバルブが付いてますから、
クーラントが口に入る前に、口から離して大丈夫だったんだと気付きました。
ましてや口いっぱいに入れなくても・・・。
f(^_^;


 その後、ぼちぼち片付けしながら、
 ロードスターが馬から下りたのは、
 午後7時過ぎでした。


このクルマを入手以来、6年間が経過しますが、
ボチボチ進めてきたリフレッシュが、これでひと通り一巡したことになります。
(クラッチレリーズは車検でASSY交換、タイロッドブーツ類も車検で交換されてます)

これで、ひと安心?

いやいや、初めに戻ってウェザーストリップから?
幌もそろそろ怪しいし・・・。


まだまだ、まだまだ楽しめますね〜。

(^ー^)




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